体表面に電極をつけて、不整脈や、心室肥大などの循環器疾患を調べます。
心臓の形態、大きさ、弁の状態、動きを観察します。
軽量の携帯型心電図を装着し、長時間連続して心電図の記録を行います。
ホルター心電図と自動血圧計により血圧を同時に記録します。夜間から早朝にかけて血圧が上昇するタイプの高血圧を確認することができます。
脳血管、冠動脈、胸腹部大動脈、下肢動脈を検査する装置です。
低線量CTで冠動脈の動脈硬化をみる検査です。
上肢と下肢の血圧の差を測定することで、動脈硬化の進展を調べる検査です。
血管内皮の働きをみる検査です。健康で活発な血管はよく拡がります。
千代田循環器内科クリニックでは、体に負担をかけずに循環器疾患を評価することを第一に考えています。クリニックでは、平成30年4月にCANONから発売されたMRI装置の世界第1号機を導入しました(2018年7月現在)。MRI撮影中の音の不快感を軽減する新しい機能が追加され、快適性が改善しています。MRAとはMRI装置を使用した血管撮像(MR Angiography)のことです。
心筋梗塞の原因となる冠動脈の動脈硬化を確認するためには、造影CTまたはカテーテル検査を受ける必要があります。いずれも放射線照射と造影剤使用が必要です。そのため、放射線による被ばくや造影剤の副作用が気になる方では、検査を行う場合に様々な注意が必要となります。MRAは、放射線による被ばくがなく、造影剤も使用せずに検査を行うことができます。
これまで冠動脈の動脈硬化をMRAで観察しても、十分な評価が行えませんでした。しかし、最新の装置では、かなり高い精度で評価することが可能となりました。放射線の被ばくなく、造影剤も使用しないため、安全に行うことができます。心筋梗塞が心配な方は、まず最新の冠動脈MRA検査を受けてみてはいかがでしょうか?
検査時間はどれくらいですか? | |
約30分から1時間くらいで終了します。 検査部位によって異なりますが、一般的にMRI検査はCT検査よりも時間がかかります。 |
MRI検査で調べることができる循環器疾患は、どんな病気がありますか? | |
脳血管疾患、冠動脈疾患、心不全、閉塞性動脈硬化症、腎動脈狭窄症、大動脈疾患などです。 |
体内に金属が埋め込まれている場合、MRI検査は受けられますか? | |
一般的に体内に金属が埋め込まれている方のMRI検査を受けられません。ただ、一部のものは検査を行うことが可能です。手術を行った病院で、MRI検査が可能かどうか、埋め込んだ金属の種類を確認してください。確認した上で、検査の可否を判断させていただきます。 |